近年、企業のDX推進や人手不足を背景に、オフィスや店舗における受付業務の見直しが急務となっています。
そんななかで、受付業務を自動化・無人化する「受付システム」の導入が増加傾向にあります。
ただ、受付システムはさまざまなサービスが存在し、運用コストや導入コスト、追加オプションなど費用の内訳も複雑なため、適切な予算計画が欠かせません。加えて、見積り時のポイントも理解しておかなければ、受付システムを導入しても費用・料金の兼ね合いで計画が頓挫するおそれがあります。
本記事では、受付システムの費用・料金相場について、人気7社の比較や見積り時の注意点を交えて解説します。
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受付システムの費用・料金相場は?
受付システムの費用・料金は、サービスの提供形態によって大きく異なります。たとえば、クラウド型はiPadやAndroidなどの汎用的な端末を使うことから比較的安価に導入できる一方、専用端末型やロボット型は機器費用が上乗せされる傾向にあります。
このような事情を踏まえ、まずは受付システムの費用・料金の全体的な相場を理解しておくことが大切です。
ここでは、受付システムの費用・料金相場について、運用と導入のそれぞれのコストを交えて解説します。
運用コストは、月額数千〜数万円
受付システムの運用コストとは、サービスの月額利用料や、ライセンス費用など、継続的に発生する費用を指します。
クラウド型のサービスでは利用人数に応じた料金体系を採用しているケースが多く、従業員の数によって変動し、月額数千〜数万円が目安です。
サービスによっては従業員数に関係なく月額固定料金を設定しているものもあるため、自社の規模に適した料金体系を選ぶのがコストを抑えるポイントといえるでしょう。
端末やロボットの導入で、数万〜数十万円
受付システムの導入コストとは、初期費用や機器の購入費用など、サービス開始時に一括で発生する費用を指します。
クラウド型の受付システムでは初期費用が無料のサービスも多い一方、専用端末を使用するタイプでは端末費用として数万〜数十万円が必要です。とくに、専用端末やロボット型の場合には10〜20万円以上の初期投資が求められる場合もあります。
このような点を踏まえ、受付システムのなかでも端末・ロボットの有無は見るべきポイントといえます。
追加オプション・サービスで上乗せあり
受付システムの追加オプション・サービスとは、基本プランには含まれない機能やサポートを追加利用する際に発生する費用です。代表的なものとして、電話・SMS通知機能や、セキュリティゲート連携、入館カード発行機能などが挙げられるでしょう。
このような追加オプションの費用は、その内容によって大きく異なります。月額で数百〜数千円を上乗せするケースもあれば、年額でまとめて数万円を支払うケースがあります。
このようなことから、受付システムの検討にあたっては、基本プランの料金だけで判断せず、必要なオプションを含めた総額で比較検討する姿勢が欠かせません。
【厳選】2026年で人気のおすすめ受付システム5選!
受付システムはさまざまな種類があるものの、人気のサービスで絞って確認すると、おおまかな費用・料金を把握することが可能です。代表的な人気サービスは以下の5社です。
- ビヨンド整理券
- ラクネコ
- RECEPTIONIST
- おくだけレセプション
- [AI]受付システム アイウェルコ
このようなサービスの相場を踏まえ、自社の来訪者数や必要な機能を整理したうえで、複数のサービスを比較する姿勢が適切な判断につながるでしょう。
| 導入費用(税込) | 運用コスト(税込) | おもなオプション | 無料トライアル | |
|---|---|---|---|---|
| ビヨンド整理券 | 無料 | 月額3,300円 | なし | 1か月 |
| ラクネコ | 無料 | 月額5,500円〜 | ・手書き機能 ・ラクネコQR ・電話・SMS通知 | 30日 |
| RECEPTIONIST | 無料 | 問い合わせ | 問い合わせ | 14日 |
| おくだけレセプション | 198,000円 (+端末代) | 月額11,000円 | 問い合わせ | 記載なし |
| アイウェルコ | 問い合わせ | 問い合わせ | ・体温検知 | 30日 |
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受付システムの費用・料金の見積り時の注意点とは?
受付システムの費用・料金は、サービスごとに料金体系が異なるうえ、見積り段階では見落としやすい項目もあります。とくに、オプションの有無や1社のみの見積りは陥りがちなポイントです。
このような点を踏まえ、事前に注意すべきポイントを把握しておくことが大切です。
ここでは、受付システムの費用・料金の見積り時の注意点について、以下3点を解説します。
①余計なオプション・サービスをつける
受付システムでは、多機能であるほど魅力的に見えるため、導入時に不要なオプションまで追加してしまうケースが少なくありません。たとえば、セキュリティゲート連携や入館カード発行は大規模施設では有効ですが、小規模オフィスでは過剰な投資となる場合があります。
このようなオプション・サービスは、追加するほど費用や料金が上昇してしまい、年間で見ると数万〜十数万円の差が生じるおそれもあるため注意が必要です。
見積りを依頼する前に、自社で実際に使用する機能を洗い出し、優先度の低いオプションは外すといった取捨選択を意識しておきましょう。
②1社だけしか見積りをしない
受付システムは、サービスごとに料金体系や含まれる機能が大きく異なります。
たとえば、月額費用が低価格であっても初期費用などの隠れコストが高めに設定されているケースがあります。一方で、高額で機能が豊富でも自社に合わないというケースもあり、コスト構造はサービスによってさまざまです。
このように、1社だけの見積りでは相場感がつかめず、割高なプランを選んでしまうリスクが高まります。「高いから良さそう」「安いに越したことはない」と決めつけず、自社の運営に沿った機能性と予算で選ぶようにしましょう。
③運用・導入のどちらかしか把握していない
受付システムの費用は、導入時の初期費用と毎月の運用費用の2つに分かれます。
導入コストの安さだけに注目して契約した結果、月額費用が想定以上にかさんでしまうケースはめずらしくありません。反対に、月額費用の安さだけで選んだ場合でも、専用端末の購入費用や設置工事費が別途発生し、初期投資が膨らむ場合もあります。
このような点を踏まえ、導入前には初期費用と月額費用の両方を合算した「年間総コスト」で比較する視点をもち、長期的に無理のない運用計画を立てていきましょう。
受付システムの費用・料金で失敗しないためには?
受付システムの費用・料金で失敗しないためのもっとも大切なポイントとして、実際に使用感を試したうえで導入を実施することが挙げられます。実際にトライアルを実施することで、そのサービスが自社にふさわしいかどうかを判断できるためです。
上記に加え、ほかにもおさえておきたいポイントがいくつかあるため、これから受付システムの導入を検討しているのであれば失敗しないためのポイントを理解しておきましょう。
ここでは、受付システムの費用・料金で失敗しないためのポイントについて、以下5点を解説します。
①無料トライアルを活用する
受付システムの操作性や通知の精度、来訪者にとっての使いやすさなどは、実際に運用してみなければ判断しにくい部分です。
このような性質から、受付システムのなかには、14〜30日間の無料トライアル期間を設けているものも存在します。この無料トライアルを活用すれば、本契約の前に実際の業務フローに組み込んで検証することが可能です。
トライアル期間中に、通知が確実に届くか、来訪者が迷わず操作できるかなどを確認し、自社に合ったサービスかどうかを見極めましょう。
②小規模からスタートする
受付システムは導入段階から全拠点・全部署に導入するとコストが膨らみやすく、運用上の問題が発生した際のリカバリーも難しくなります。
そのため、まずは1拠点や特定の部署に限定して導入し、実際の運用で課題や改善点を洗い出す進め方が効果的です。小規模での導入であれば月額料金も抑えられるうえ、現場のフィードバックをもとにプランやオプションの見直しがしやすくなります。
段階的に導入範囲を広げていけば、費用対効果を確認しながら無理のない投資計画を立てられるでしょう。
③機能を最低限のものにする
受付システムは、高機能なプランほど月額費用も高くなる傾向があります。そのため、たとえば来訪者の取次と通知ができれば十分な企業が、セキュリティゲート連携や入館カード発行まで含むプランを選ぶのは過剰投資になりかねません。
このような点を踏まえ、自社にとって必要な機能を優先度順に整理し、まずは基本機能のみのプランで運用を開始するのが費用を抑えるポイントです。
運用を続けるなかで追加機能が必要と判明した段階で、オプションを追加する方法を検討してみてください。
④キャンペーンを利用する
受付システムの提供企業では、初期費用無料キャンペーンや一定期間の月額料金割引など、期間限定のキャンペーンを実施している場合があります。通常であれば数万〜十数万円かかる初期導入費用が無料になるケースもあり、導入時期を調整できるのであれば積極的に活用する価値があります。
キャンペーン情報は各サービスの公式サイトやプレスリリースで随時告知されているため、導入を検討しているサービスの情報を定期的にチェックしておきましょう。
⑤補助金を活用する
受付システムの導入には、国や自治体が提供する公的支援制度を活用できる場合があります。
過去には、受付システムを含むクラウドサービスの導入費用の一部が補助金の対象となるケースもあったため、活用できれば自己負担額を大幅に抑えられる可能性が高まります。
なお、補助金の申請には事前準備や審査期間が必要となるため、導入スケジュールに余裕をもって計画を立てる姿勢が欠かせません。
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加えて、ビヨンド整理券には、機能制限がない無料トライアルも実施しています。
このような特徴から、ビヨンド整理券はお試しで導入してみたい施設・店舗でもハードルが低いサービス設計となっています。
| サービス名 | ビヨンド整理券 |
| 料金(税込) | 初期費用:無料 月額:3,300円 |
| おもな機能 | ・リモート受付 ・呼び出し ・待ち時間表示 ・受付制限 ・入力項目カスタム ・分析レポート |
| 運営会社 | BPS株式会社 |
【まとめ】受付システムを導入する前に、まずは費用・料金の計画を!
本記事では、受付システムの費用・料金相場について、人気7社の比較や見積り時の注意点を交えて解説しました。
受付システムの費用は、運用コストで月額数千〜数万円、導入コストで数万〜数十万円が一般的な相場です。ただ、見積り段階でオプションの過剰追加や比較不足があると、想定以上のコストが発生するリスクもあります。
受付システムの費用・料金で失敗しないためには、まず「無料トライアルの有無」をチェックすることが大切です。無料トライアルを活用できれば、本契約以降もギャップがない形で利用でき、企業にとっての負担感を和らげられます。
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